現状実用的なFM放送の受信には電池式となります。AMラジオの無電源ラジオHOOPRAに、実用的なFM補完放送対応の電池式FMラジオ回路とさらに、電池式AMラジオ回路を組込んで、AM/FMラジオのHOOPRAを試作しました。電源部は単三電池を二本使用した3V使用です。独立に、無電源AMラジオフープラの回路も入れてありますので、電源を切ったり、電池切れの場合は無電源ラジオとして機能します。
電波の電界成分を使用する性質からFMラジオ放送は鉄筋コンクリートのビルや建物内でも受信ができます。AM放送を受信する部分には二系統として、無電源AMラジオのとしての無電源フープラの機能と、電源式AMラジオの機能です。これにより、ローカル局以外のAMラジオ放送を楽しむために、無電源ラジオでは入感が悪い状況では電池式に切り替えれば、高感度にAMラジオ放送を受信することが出来ます。無電源でラジオを聞くか、電源式でラジオを聞くかを選べます。フープラとしての無電源ラジオ機能があるので、防災ラジオとして利用できます。
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HOOPRA
創造力への挑戦として、分子・ナノスケールからメートルスケールの先端マテリアル創造ものづくり研究室として福井大学で活動しています。
このサイトでは『役に立つ、実用的な』無電源ラジオ フープラを紹介してます。素材の特徴を活かした、ラジオ受信機の創造を目指しています。

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