フープラをAMラジオに近づけると、それまで聞こえていなかったラジオ放送局が聞こえるようになります。これは、フープラが高性能なループアンテナとして機能し、磁界成分の誘起効果により、対象のラジオ内部のバーアンテナと磁界がカップリングするからです。
フープラはそれ自体、しっかりした構造で創っているので、ラジオの傍に置いて、同調つまみで周波数を合わせると、目的の放送局の受信感度を簡単に向上させることができます。受信感度の弱い地域ですと、意外に、フープラのこの使い方はとても実用的な方法になります。
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HOOPRA
創造力への挑戦として、分子・ナノスケールからメートルスケールの先端マテリアル創造ものづくり研究室として福井大学で活動しています。
このサイトでは『役に立つ、実用的な』無電源ラジオ フープラを紹介してます。素材の特徴を活かした、ラジオ受信機の創造を目指しています。

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