菅笠フープラの試作品(菅笠ラジオ)

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菅笠(すげがさ)といえば、水戸黄門の番組で助さん格さんが身につけていた(手に持っていた)あのかぶりものです。実は、日本では1200年も以前から菅笠があったと言われています(越前菅笠を守る会の資料より)。福井市清水地区は、江戸時代から菅笠造りが行われており、福井県の郷土工芸品になっております。菅笠に無電源ラジオ(フープラ)の組込みを行いました。

今回は試作用として直径が42cmの6寸のものを入手しました。

 

重さを計りましたら、170gでした。とても軽いです。

フープラ部分の製作では、この直径で、NHK福井第一放送(JOFG)の927KHzがダイヤル中央付近で受信できるようにしました。出来るだけ軽量に製作するために線材は工夫しました。組み込んだらこんな感じ。

菅笠からなぜイヤホン?となりますね。フープラを組み込んだ全体の菅笠の重さは260gでした。かなり軽量に出来ました。

今回、無電源で永久に鳴り続けるフープラの大きな輪を、菅笠の輪郭に自然な形に組み込むことで合体させる、つまり、ラジオの輪形状の機能と、菅笠の笠としての形状の機能とのが融合した状況です。組み込む理由となりました。一般的な電池式のトランジスタラジオなら、菅笠に組み込む理由が無いですね。

菅笠は、炎天下、日焼け、日射病対策には抜群の効果があるようです。両手が使えるので、農作業やフィッシングなどに便利、また雨が降っても傘代わりになります。肩まで日光や雨をよけて風通しがいいのですから素晴らしいですね。天然素材ですからプラスチックに比べて耐候性、耐紫外線があります。古いモノには時代に裏付けられた優れた特徴があるということでしょうか。こうした菅笠のパフォーマンスを考えたら、道中合羽 を羽織るスタイルとの組み合わせで、良さが再び見直されて流行る時代が来てもおかしく無いように思います、、、

さて、菅笠フープラの性能ですが、このサイズで、外部アンテナ無しで、ラジオ放送が十分受信できております。使い勝手などで少し様子を見ていきたいと思います。

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庄司英一

庄司英一

創造力への挑戦として、分子・ナノスケールからメートルスケールの先端マテリアル創造ものづくり研究室として福井大学で活動しています。 このサイトでは『役に立つ、実用的な』無電源ラジオ フープラをご紹介しております。常識を覆すラジオの創造を目指しております。


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