電波のエネルギーを利用した、電池不要なフープ型ラジオ 『フープラ』

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フープ(輪)形に意味があるラジオ

フープラは電池や外部電源、外部アンテナが不要なイヤホーンタイプのフープ形(輪形)AMラジオです。この輪の形は技術的にこのラジオの高性能を生み出しています。この輪で電波を効率よくエネルギーハーベスティングし、電波のエネルギーでラジオ放送を電池無しで聞ける技術になっています。このサイズでラジオとして完結していますので、外部アンテナの接続が不要です。従来のゲルマラジオのイメージを覆す技術となっています。受信感度を高めるために、携行できる最大限の大きさで開発しました。福井市から放送されるNHK福井第一放送 (5kw)なら市内から半径15km圏で受信できることを確認しています。福井での例ですが、全国の同程度の出力をもつ放送局に対しても、似たような結果が期待できます。線材や巻き方、コイルの大きさ、回路の工夫から、外部アンテナなしの高感度化を実現しました。

イヤホン式ですが、日ごろ通常利用するラジオとしても活用できます。独特のAMラジオの音質でとてもよく聞こえます。また、収納時の大きさにしても、感度は少し弱くなりますが、ちゃんと聞こえます!直径は三分の一になりますが、ループ回数が3倍増えるので受信周波数帯域はほぼ同じになります。

電池がいらないラジオ

電池を使用しないラジオということは、電池の心配をする必要が永久にない、充電操作の面倒が一切無いラジオということです。ラジオ放送の電波そのものをエネルギー源としてラジオを受信する仕組みなので、永久に鳴るのです。電磁波のエネルギーハーベスティングによるラジオです。電池式のラジオと併用することで、いざというときの安心感が一層高まります。

日本放送協会による災害時の放送と機能強化によると、東日本大震災の時に、地震発生後に最初に利用したメディアは51%の人々がラジオだったそうです。電池をかき集めてラジオニュースを聞いた、底冷えがひどく寒さをまぎらわすためにラジオを聞いた、眠れない深夜に人の声を聞き続けることで安心した、メディアはラジオしかなかった、懐中電灯の灯りの中でラジオの地震情報を聞いた、普段から聞き慣れた(アナウンサーの)声なので安心感があった、などのアンケート結果があります。AM放送の送信設備は大きなアンテナが必要なので特に海岸部に近い場合、津波の被害を受けてしまうリスクがありますが、その受信可能範囲の広さから災害時のメディアとしてAM放送は非常に重要と言えます。

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庄司英一

庄司英一

創造力への挑戦として、分子・ナノスケールからメートルスケールの先端マテリアル創造ものづくり研究室として福井大学で活動しています。 このサイトでは『役に立つ、実用的な』無電源ラジオ フープラをご紹介しております。常識を覆すラジオの創造を目指しております。


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